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バッグ作製や中国に関連する豆知識|サンワ埼玉

バッグ作製や中国に関連する豆知識をお届けします!

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◆第1回『アジャスターとコキ』
◆第2回『Dカンと角カン』
◆第3回『あなたのファスナーはどのファスナー?』
◆第4回『ファスナーを分解!』

◆第5回『ファスナーと言えば・・・。』
◆第6回『ファスナーを止める部分は・・・。』
◆第7回『端の処理方法』
◆第8回『こだわりの引き手あれこれ』
◆第9回『ステッチは外に出す?内側にいれる?』

◆第10回『持ち手はベルト?本体共生地?』
◆第11回『糸の太さについて』
◆第12回『皮革について』
◆第13回『ステッチ(糸)の効かせ方』
◆第14回『皮革について第2弾』
◆第15回『バッグの力持ち』
◆第16回『ポリエステル420Dって??』
◆第17回『プリントについて』

◆第18回『PUとPVC??』
◆第19回『ミシンの針』
◆第20回『バッグの色々な持ち手』
◆第21回『バッグの裏話』
◆第22回『バッグの裏話パート2』
◆第23回『版下テンプレートについて』
◆第24回『生地について』
◆第25回『プリント方法について』
◆第26回『ハンプ生地について』
◆第27回『持ち手と持ち方』
◆第28回『メッセンジャーバッグについて』

◆第29回『バッグパーツについて』
◆第30回『バッグパーツについて2』
◆第31回『転写プリントについて』
◆第32回『バッグの裏地について』
◆第33回『色々な素材について』
◆第34回『個性色々なファスナー引手』
◆第35回『生地の切り替えを利用して』

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◆第35回『生地の切り替えを利用して』

サンワ埼玉では色々な生地を組み合わせて作製も可能です。
素材の違う生地を切り替えて使用するとまた違う風合いを楽しめます。

たとえば、、、、 ボア生地と合皮。

ボア生地と合皮生地


ハンプとエナメル
ハンプとエナメル


同じ系統の色で揃えると違和感なく使えるのでポイントでまったく違う質感の生地を持ってくるなど
商品に変化を持たせてはいかがでしょうか?

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◆第34回『個性色々なファスナー引手』

当社は基本的にYKKのファスナーを使用しております。
YKKファスナー
ですが、、、個性的なバッグにいつものファスナーでいいのか!?
ファスナーの引き手もオリジナルで作成できないものか・・・?

とお考えの方に!サンワ埼玉ならオリジナルのファスナーが作製出来ます。
オリジナルファスナー1オリジナルファスナー2オリジナルファスナー3
上記のようにデザインできるファスナー引き手は型を作成して亜鉛合金という金属で作成できます。

あとは作ったファスナー引手をYKKの後付け用スライダーの胴体に装着して完成!
予算次第ですがロットも100個からできてしまいます。
もし、ほかと違うブランド性を強調したい場合はぜひご相談ください!

こんな事が出来るのも一から作製している弊社ならではの強みです。
オリジナルパーツで個性を出してみませんか?

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◆第33回『色々な素材について』

帆布などにビニール化工を施した生地が街中でよくみかけるようになってきました。
季節がらなのかとも思いますが、そういった商品のお問い合わせも増えています。
ラミネートはロット(生産数)が必要なのですが、綿生地に透明塩ビ素材を重ねるなど一工夫くわえることで汚れにくくなったり夏らしくなったりと女性を中心とした商品展開で多く使われる素材となっているようです。

タオル生地タイベック生地相良刺繍

ほかにはタオル生地。モコモコ生地のバッグやリュックは手触りがよくて普通の商品との区別化ができる素材は注目されています。
紙の素材感があるタイベック、足ふきマットの素材感がある相楽刺繍等色々な素材があります。
商品展開にお困りの場合は素材を変えて作成してみてはいかがでしょうか?

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◆第32回『バッグの裏地について』

バッグは裏地が付いています。裏地を付けることによって内側にポケットなどを付けることが出来ます。
皆さんはバッグを作製したいと思ったときに裏地にどのような色を選びますか??
落ち着いたフォーマルなバッグなら本体と同じ色・黒などのカラーでまとめる。

カジュアルなバッグだったなら表はシンプルでも裏は総柄のプリントでゴージャスに。
内側だけビビットなカラーを使うなど遊んでも面白いですよね☆

裏生地を変えるだけで印象がまったくかわりますので本体の表生地だけでなく裏生地にも一工夫をしてみてはいかがでしょうか?
ご希望の生地もお探ししますのでご相談下さい。
バッグの裏地

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◆第31回『転写プリントについて』

今回は転写プリントについてご紹介したいと思います。
転写プリントと写真やイラスト(aiデータ)のデータを転写シートにカラー出力した物を
熱圧着機でプリントする方法です。

お客様から@データを頂く→Aシートに出力→Bカット→C熱圧着⇒完成!となります。
転写データ転写出力転写カット転写完成
  データ       出力       カット       完成!

シルク印刷では色数が多く版代や版ズレなどのコストやリスクが高すぎるという方、
本体は同じでも一つ一つプリントデザインを変えたい方におすすめです!
是非一度ご相談いただければと思います。

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◆第30回『バッグパーツについて2』

こんなパーツもご提供できるようになりました!
バックルカールコード
       バックル                 カールコード
ナスカンカラビナ
  ナスカン        カラビナ


他にはネックストラップやIDケースなど ご提供できるようになりました。
ご紹介いたしましたパーツは在庫パーツではないのでこんなの無いの??と是非ご相談下さい!

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◆第29回『バッグパーツについて』

以前に少しだけご紹介したのですが今回は一覧でご紹介したいと思います。
三角カンアジャスター
         三角カン                 アジャスター

カラビナ、スナップボタンプラナスカン
     上カラビナ 下スナップボタン       プラナスカン

バックル、送りホルダー、Dカン
     バックル       送りホルダー       Dカン

つまみ、コードストッパー
   つまみ       コードストッパー1    コードストッパー2

バッグには他にも沢山パーツが使われています。
これから バッグ作成をする際の参考にしていただければと思います。

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◆第28回『メッセンジャーバッグについて』

今や、高校生も制服にメッセンジャーバッグ。
ビジネスマンもメッセンジャーバッグ×スーツで電車に乗っています。
スタイリッシュでかっこいいですよね。カラフルでサイズも色々あるメッセンジャーバッグ。
そんなみんなに愛されるメッセンジャーバッグはどうやって生まれたのでしょう。

メッセンジャーバッグはその名のとおり1860年代にメールや商品を運ぶために使用した袋がメッセンジャーバッグの起源です。
その後、同じニューヨークに複数あったメッセンジャー会社が、各々の会社が特定できるように色の違うショルダーバッグをメッセンジャーに持たせたことが、メッセンジャーバッグの初めの第一歩となったらしいです。

メッセンジャーという職業に付く若者が増え、実用性重視の観点から構造的にメッセンジャーバッグは進化してきました。 のちのちアートやスポーツの要素を取り入れたデザインが世に出回り見た目にもセンスのよいバッグになっていきました。
皆さんもメッセンジャーバッグをぜひ使ってみてください。
メッセンジャーショルダーバッグメッセンジャー痛バッグ


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◆第27回『持ち手と持ち方』

バッグを持つときに皆さんはどのような持ち方をしますか?
持ち手によって持ち方も変わりますよね。ターゲットによって持ち手の長さも変わってきます。
たとえば女性がターゲットのバッグだった場合、体型や着ている服にもよりますが、
大体アームホール[40〜50p]プラス20p位で作製すると肩掛けのバッグとして適当なサイズになります。

アームホール1アームホール2

[ピンク→女性 ブルー→男性]
サイズを計算して作製するよりも実際に測ってサイズを決めることをお勧めいたします。
メジャーを肩に当てて測ると意外に簡単に測る事ができますので皆さん試しに測ってみてください!
サンワ埼玉ではご要望に応じて持ち手やショルダーの長さを自由に作製出来ます。
ご相談下さい。

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◆第26回『ハンプ生地について』


今回はエコバックと言えば登場してくる『帆布(ハンプ)』についてご紹介致します。
当社で取り扱いのあります帆布は厚みで区別すると 薄いシーチングから厚みのある特厚頒布です。
頒布特厚頒布8号頒布11号シーチング
左から「特厚」      「8号」        「11号」      「シーチング」

シーチング
生地色も数量によっては選べますのでご相談下さい。
(画像はシーチング)

今いろいろなところで目にするはシーチングは、実は色々なところで活躍しているんです。
あるときはトートバッグやペンケースに!
またあるときはアパレルのサンプル作りに!
8号ほどのハンプは靴などにも使われています。
流行のハンプでオリジナル商品を作ってみてはいかがでしょうか?

ハンプペンケース
頒布で作製したペンケース。裁断後に印刷するので全面にプリント出来ます。

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◆第25回『プリント方法について』


オリジナルロゴを総柄でプリントしたい!とご注文も頂くこともあります。
もちろんOKです!
当社のプリント方法として大きくわけますと・シルクプリント・転写プリントにわかれます。

○シルクプリントは特色を得意としたプリント方法です。
インクには色々と種類がありインクをかえることでプリントの表情を変えることができます。
色数が多くない同じプリントで沢山作製する商品の場合一番安くプリントできる方法です。
ですが1色毎に版を作製するので版代がかかります。
※データ作製は一番細い部分でも0.4mm以上の太さで作製をお願いいたします。

○転写プリントの特徴は転写シートを使用し、何色使っていても価格がかわらないのでフルカラーやグラデーションなど特色で印刷するシルクプリントでは出来ないデザインを再現することが出来ます。
ただし転写プリントの場合ですとシートを使用するので生地に貼った感があります。

その他インクジェット印刷等仕様に適したプリント方法やご要望に応じてご提案させて頂きます!
刺繍や型押しも扱っておりますのでご相談下さい。

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◆第24回『生地について』


今回は生地についてお話したいと思います。
当社では基本的にご注文いただいてからの生産となっており弊社自社工場では生地を在庫しております。

生地カラー見本帳
在庫生地は↑のとおり生地見本帳で御覧いただけます。


この生地見本帳以外にもエナメルやカラー塩ビなど取り扱える生地も多数ございます。
お気軽にお問い合わせいただければと思います。
生地の色誤差についてですが染めの段階でどうしても多少色誤差が出てしまうのが現状です。
なるべく差が無いように作製しておりますがご理解のほどよろしくお願いいたします。

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◆第23回『版下テンプレートについて』



今回は前回ご紹介した不良の可能性を下げる方法として版下のテンプレートについてご説明したいと思います。
弊社はオリジナル作製商品の他にカタログ商品があります。
こちらは型がすでに決まっているのであとはプリントデータを配置入稿するだけです。
図面



↑PCカタログには上記のように1商品ごとにテンプレートがあります。
総柄の場合や商品の縫い目までプリントをしたい場合などは 外側の線までプリント柄を配置してください。
※出来上がり線は内側の線になります。 縫製する上で縫製誤差が多少でてきてしまう関係上絶対に見せたいプリントは内側の線(出来上がり線)から さらに1cm内側に配置することをお勧めいたします。

テンプレートにはお客様記入欄がありまして空欄になっている本体カラーとプリント色(DIC/PANTONE)指定の欄に記入していただきます。
テンプレートはこちらから入稿時にお送りさせていただきますのでご協力くださいますようよろしくお願いいたします。

いつものオリジナル作製の場合は版下データの支給してください。
配置や色の設定などバッグの大きさや形状を確認しながらご一緒に作っていきます。

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◆第22回『バッグの裏話パート2』


今回はバッグの不良について一部紹介致します。
[ものづくり]に不良はつきものです。
数千個・数万個作成するなかには品質的によくないものも出てきてしまうのも現状です。
それは機械だけではなく人の手で作製しているからだと言えるかもしれません。

最終検品を繰り返し行ってはおりますが可能性を減らすことはお客様と作り手側で協力することで
かなり減らすことが出来ます。そこで事前にご協力いただきたい事をご案内致します。

1、使用場所
□何処でどのように使用するのかをお聞かせください。
□売り物の場合にはmade in chinaのタグをつける必要があります。

2、プリント
□デザインはどのような物でどこにプリントを施工したいか。
色数、位置等プリント方法をご相談させてください。
□プリントデザイン作製の際きれいなプリントをするためには1番細い線の太さを0.4o以上の太さに
していただきますようお願い致します。

3,生地
□デザイン・使用方法・予算に合わせてご提案させていただけたら幸いです。

4,色誤差
□バッグの生地やプリントには若干の色誤差があることをご理解下さい。

5, サイズ
□縫製の関係上個体差があり多少の誤差が生まれてしまいます。

6, 納期
□納期にはできるだけ余裕をもってご発注下さい。
確認などしっかりできないギリギリの納期ですと不良の確立があがってしまいます。

バッグに限らず縫製商品は一つ一つ手作業になります。
ご希望を出来る限りお伺いしてお客様とより良いものづくりが出来ますよう頑張りますので
今後ともよろしくお願いいたします。

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◆第21回『バッグの裏話』


皆さん 縫い物をしたことを思い出してみてください。
縫製するには縫い代が必要です。

縫い代は実際お客様の目には触れないもので外側からみてもわからないのですが、
多すぎても少なすぎてもいけないのです。
今回は作り手側からのお話をさせていただこうと思います。

バッグや縫製品の縫い代処理はその商品の価値を良くも悪くも決めてしまいます。
例えばエナメル生地・・切りっぱなしはどうしても嫌というお客様には下のような方法で処理します。
オーバーステッチコバ塗り縫い返し
 ・オーバーステッチ     ・コバ塗り         ・縫い返し

それぞれに特徴がありますのでデザインによって1番良いものをお選びできればと思います。

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◆第20回『バッグの色々な持ち手』

今回はバッグには絶対ついている持ち手についてご紹介したいと思います。
長い時間バッグを持っていると手が痛くなったり重く感じたりと、持ち手にも色々あるので
本体のデザインの次に重要な部分だと思います。
バッグ持ち手

持ち手に注目してみるとそのバッグの使われるシーンや素材・用途によって形が変化しています。
例えば・・・・、
・本体の共生地(ナイロン)の持ち手 >>買い物バッグ(エコバッグ)
・ベルトなど別パーツで作製した持ち手 >>比較的しっかりとしてスポーティなシーンに合うバッグになります。     
使用する用途・デザインによって お選びいただければと思います。
持ち手についてもお気軽にご連絡ください。

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◆第19回『ミシンの針』

弊社は主に中国の自社工場でバッグを生産しているのですが、バッグに使われているミシン針についてご紹介したいと思います。自社工場でバッグ作製に使用する針は110番〜140番。110番のミシン針は日本の針に例えるなら12番〜14番くらいの太さです。日本と同じように数字が大きくなるほど太く長くなります。
ミシン針


針も生地によって交換しタフタ生地(在庫生地の中で一番薄い生地)には110番の針を使用し作製いたします。
生地に合わない針を使用すると生地が縫い目から切れて破れてしまったりとせっかく良いデザインでも不良の原因になってしまいます。
針にも気を遣いお客様に長く使っていただけるバッグを作製したいと思っております。

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◆第18回『PUとPVC??』

サンワ埼玉の生地にはポリエステル420D/PU・ポリエステル420D/PVCと素材名として表記しております。
PUって何だろう・・・?と思われることも あると思いますのでこの機会にご説明いたします。
PUやPVCは生地裏側の加工の種類をあらわしています。

PUポリウレタン
↑PU=ポリウレタン

PVC塩化ビニール
↑PVC=塩化ビニール加工

PU加工生地は裏と表の生地の色、質があまり変わらず薄手の生地として取り扱っております。
PU生地は折り畳みショッピングバッグなどによく使用されます。

PVC加工は厚みがあり裏と表では質感が違います。
加工してある裏はゴムのような質感になっておりPU加工に比べると丈夫な面もあります。

裏加工といっても商品のイメージなどに影響しますので用途によって使い分けて頂ければと思います。
必要であれば生地サンプルを送ることも出来ますのでご相談下さい。

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◆第17回『プリントについて』

生地によってプリントがキレイに出やすい生地とキレイに出にくい生地があります。
目の粗い生地は目の細かい生地に比べ表面が凸凹していたり糸と糸の間に隙間があるため細かいプリントはキレイに出ないことがあります。

また生地によってはプリント方法で出来る方法と出来ない方法があります。
Tシャツなどで多いプリント方法で一般的なシルク印刷は数量が多い時に使用する方法で発色もキレイです。
種類に応じてシルク印刷、インクジェット印刷、熱転写プリント、カッティングシート加工等色々ありますのでご相談下さい。
インクジェット印刷
↑インクジェット印刷(ポリ、ナイロンには最適ですが頒布や綿生地には不向きです)

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◆第16回『ポリエステル420Dって??』


お客様からポリエステル420Dって?とご質問頂くことがあります。
420Dとは・・・
【420】=9,000m当りのグラム数
【D=化合繊の糸の太さの単位例えば【100D】の糸は9,000m当り100gある糸と言う意味です。
つまり、420gのポリエステル糸で織られた生地と言う意味なのです。
サンワ埼玉の在庫生地には、600Dの生地もあります。2つを比べてみると

生地見本

左のピンクの生地が600D右の黄色の生地が420Dの生地になります。 写真でもわかる通り目の細かさの違いがわかると思います。しっかりした丈夫なバッグを作製したい場合は600Dの生地を使用し、折りたたみバッグなどには420Dの生地を使用します。
バッグや布製品を作製する際は、用途にあった生地をお選び致します。
他にも420Dより薄い生地や、600Dよりしっかりした生地もありますのでご相談下さい。
100%のリサイクル素材生地もあります。

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◆第15回『バッグの力持ち』


今回ご紹介致しますのは皆さんもご存じ「力持ちの底板」です。
底板
バッグの底にはこのような板(↑)が入っているものがありますよね。
重いモノを入れるバッグには底板を入れて補強します。底板には厚みや表面などに種類があり、厚さは様々で0.4mmから3mmまで市場には出ています。 サンワ埼玉では2種類の厚みをご用意しております。

ベルポーレン

↑板を使用したいサイズにカットして使用します。カラーは主に黒です。バッグの形状に合わせて角の部分を丸くカット調整致します。
ご希望で内生地素材で包むことも出来ます。
底板あり無し
    ↑底板無し       ↑底板有り

底板があると底が膨らまずバッグの中の物も守ってくれます。
通常バッグにはご要望がないと入れておりません。この商品は必要だなあと思ったらお聞きしたりします。
お客様の作りたいバッグの用途・イメージ・仕様によって変わって参りますのでお気軽にご相談下さい。

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◆第14回『皮革について第2弾』

前回はちょっと珍しい皮革をご紹介致しましたが今回は身近な皮革や身近な動物の皮革をご紹介致します。

牛革

↑こちらは牛の皮です。
←方向顔 ↑方向背中 ↓方向足 →方向おしりです。
牛の皮は背中で半分に切って売られています。 やはりどの革も背中の部分は丈夫なのでバッグの銅版などに使用されます。 かなり重量感があり色も様々なカラーで染められていて日本では牛皮革が1番目に出来る皮革です。
皮革は使えば使うほど味が出る素材ですので大事にしまっておかないでたまにはバッグを取り出して風に通してみてはいかがでしょうか。

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◆第13回『ステッチ(糸)の効かせ方』

ステッチは縫製品であればどのバッグにもありますが色を変えることでそのバッグの印象を変えることが出来ます。
例えば・・・同色でステッチをすると下の画像のように糸が目立たずおとなしいイメージになります。
バッグステッチ


糸の色を変えて例えばピンクのバッグにこげ茶でステッチすると下の画像のようにステッチがポイントになり活発的な印象のバッグになります。
バッグステッチ


たかがステッチなのですが、思った以上にバッグの印象を左右する重要なポイントになると思います。
バッグを作製する際はステッチの色を変えてみるのも面白いと思います。


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◆第12回『皮革について』
今回は本格派バッグに使用される皮革についてご紹介させて頂きます。

こちらはあざらしの皮革です。
珍しいのでご紹介致します。

皮革

なかなかお目にかかる機会が無いと思います。
←左側はしっぽ、→右側は頭の方になっています。
→ 真ん中の黒っぽくなっているところが背中になります。
上下端の波打っているところはお腹の部分になります。

この皮革からバッグを作る場合、傷・毛並みなどに注意しながら
背部を中心に胴版(型紙)を配置してカットします。
柄がある場合は柄に注意が必要です。

皮革をそのままの姿であまり見ることが無いとは思いますがお目にかかる機会が有りましたら、
背中とお腹の質感の違いを確かめてみてはいかがでしょうか?


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◆第11回『糸の太さについて』

今回はちょっとバッグの仕様から離れまして
バッグ製作の“縁の下の力持ち”である糸をご紹介させて いただきます。

糸イメージ


糸は生地の厚みやデザインによって太さを選んでいます。
例えば生地の厚みに合わない糸を使うと生地にしわがよったり糸が切れてしまったりする場合があります。

糸は「番手」という単位で分けられており数字が少ない方が太くなります。
撚りに太く見えることもあるので正確には長さに対する糸の重さで番手が決まるそうです。
普段はあまり表に出ない「糸」ですが、糸選びにも職人の知識と腕が必要なんですね。


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◆第10回『持ち手はベルト?本体共生地?』

持ち手一つとってみても、だいぶイメージが変わってきます。
皆様もデザインされる際にはぜひこだわってみてください。

 持ち手ベルトイメージ 持ち手はバッグ本体の素材と違う異種類のベルト素材を組み合わせたものや、本体と同じ生地で持ち手を作ったもの、同じ生地で色違いを組み合わせたものと様々です。
左の写真はバッグ本体の素材とは違うベルト素材を組み合わせたものです。
更に色も違うものを使っていますのでそれ自体がポイントになっています。
 持ち手共生地イメージ こちらは本体と同素材で作製したバッグです。
本体色と同色にしているせいもありバッグ自体にまとまりがあるのとプリントがより目立つという利点があります。


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◆第9回『ステッチは外に出す?内側にいれる?』

トートバッグを作るときなど特によく迷うことがあります。
「このバッグの側面ステッチは内側・外側どっちがいいかな?」と。
生地の厚み・バッグの用途によっても変わってきますので 「どっちにしようかな?」
というときには是非ご相談ください。
お客様のご要望により近い仕様をご提案させていただきます。

 外側ステッチ加工 左の写真は外ステッチ仕様のトートバッグです。
外ステッチにすると形がしっかりします。
 内側ステッチ加工  一方こちらのように内側にステッチをする場合は、
生地の硬さにより違いますがマチが外側にふくらみます。


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◆第8回『こだわりの引き手あれこれ』
ちょっとおしゃれなポーチやこだわったバッグを作りたいとお考えの方は、 スライダーの引き手にこだわってみてはいかがでしょうか? 今回は当社で作ったことのあるオリジナル引き手の一部をご紹介いたします。

 引手イメージ1 引手イメージ2   引手イメージ3
本体共生地を使い縫製した後カシメ打ち
 作製テープを引き手の穴に通してカンヌキ留め  プラパーツに紐を付け引手の穴に通す

これ以外にも、皆様のアイディア次第では様々な引き手が作れます。
せっかくのオーダーメイドなら引き手までこだわってみては いかがでしょうか?
ご相談下さい。


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◆第7回『端の処理方法』

 テープ巻  パイピング
      テープ巻     パイピング

バッグの縫製時、端の処理に良く使うのがこの2点です。
テープ巻きの方はバイヤステープを巻くこともあれば 写真のように本体と共生地で縫製することもあります。一方パイピングは本体と同じ生地でやることも多いですが、たまにその部分を効果的にアピールするために違う生地で作ることもあります。
両方とも見た目が違うのと同じくらい使い分け方も違います。
たとえば形をしっかり保ちたい時は芯を通すパイピングにしますし、 縫製上裏返せない物はテープを巻いて処理する。などがあります。
お客様の作りたいバッグの用途・イメージ・仕様によって変わって参りますのでお気軽にご相談下さい。


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◆第6回『ファスナーを止める部分は・・・。』
みなさん 「ファスナー」の 止め方と言うと、一番に何を 思い出しますか?
やっぱり下の2種類の どちらかではないでしょうか。
  左:止製品      右:開製品
ファスナー解説

☆止製品ファスナーは、スライダーがそこでストップするように、 「下止」が打ってあるファスナーです。
☆一方開製品は、スライダーが片方のエレメントをはずれ、 左右に開くタイプのファスナーです。
エレメントの先が入る部分を 「箱」と呼びます。
開製品はジップアップパーカーなど衣類に良くみられます。


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◆第5回『ファスナーと言えば・・・。』
ファスナーと言えば、皆さんもちろん思いつくのはこの画像の部分だと思います。
ファスナー

でもこんなところにまで名前があったのをご存知ですか?          
かみ合う部分を『務歯(ムシ)』と呼び、ファスナーはこれがかみ合うことで動いています。
色の付いている生地の部分は『テープ』、前回やったつまむ部分は『スライダー』です。


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◆第4回『ファスナーを分解!』
ファスナーには必ず付いている引き手部分を総じてスライダーと 呼んでいます。スライダーも良く見てみると色々なパーツから出来上がっていますので、今日はその名称をご紹介します

金属ファスナー

通常引っ張っているところは「引き手」と言い、実はその他の 部分にはちゃんと違う名前が付いているのです。 ちょっとしたことですが、知っていると便利ですよ!

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◆第3回『あなたのファスナーはどのファスナー?』
皆さんの身の回りにあるファスナー。洋服についていたり、 バッグについていたり、ペンケースにもついていますよね。 それらをちょっと良く見てみてください。 それぞれ仕様が違いませんか?
全体の相称をファスナーと言いますが、それぞれのエレメント(「務歯:ムシ」と呼ばれるちょうどかみ合う部分)によって種類が分かれています。

金属ファスナーコイルファスナービスロンファスナー
  ↑金属ファスナー     ↑コイルファスナー      ↑ビスロンファスナー

用途により使い分けられていますが、当社では主にコイルファスナーを使用しています。
テープやムシも色が豊富にあるのでバッグの色に合わせて選ぶことが出来ます。
もちろんお好みにより金属もビスロンも手配できますのでその都度ご要望下さい。

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◆第2回『Dカンと角カン』
下記が当社で使用しているプラスチックパーツのDカン(左)と角カン(右)です。

 Dカンの画像  角カンの画像
       Dカン       角カン




Dカンは当社で作るスクールバッグなどにはよく付いているパーツで、
大体ナスカンと対になって使用されることが多いです。
最近はキーホルダーを引っ掛けるパーツとしてバッグに付いていることも多く
皆さまのバッグにも1つくらいは付いているかもしれませんね。
Dカンとナスカン←このような感じ。

角カンは、バッグの持ち手の調節などに使われることが多く
どちらにもベルトが伸びる場合などに使用します。
写真は黒いプラスチック製のパーツですが、もちろん金属製もあれば サイズも様々です。
用途に合わせてご提案させていただいています。

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◆第1回『アジャスターとコキ』
第1回目はベルトなどの長さ調節には欠かせないパーツ
「アジャスター」と「コキ」について解説させていただきます。
下記のパーツをご覧下さい。

コキとアジャスター

当社では、中央に2本の線がある左側のパーツを「アジャスター」
中央の線が1本の右側のパーツを「コキ」と呼んでいます。
※当社でのパーツの呼び名は、YKKで採用されている呼び名を使っております。
アジャスターのことも含めてこの調節器を 「コキ」と呼ぶところもあります。
使い方の違いですが、
アジャスター コキ
コキはベルトを通すと、手前にベルトが戻ってきます。 アジャスターは、ベルトが通した方向にまっすぐいきます。

プラパーツのコキは、中央の線の1つがギザギザになっている 物があり、
すべり止めの役目を果たしています。
皆さんのお手持ちのバッグにもどちらか付いていたりしませんか?


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